藤田VS永田

藤田和之(猪木事務所)が“戦りつのひざ”でIWGP王座初防衛に成功した。新日本「超実力派宣言2001」は6日、東京・日本武道館に1万3200人の大観衆を集めて行われ、永田裕志を挑戦者に迎えた王者・藤田はグラウンドで頭頂部にひざ蹴りを連発。永田を失神させ、壮絶なレフェリーストップ勝ちを収めた。試合後、藤田は新日本への本格侵攻を宣言。7・20札幌ドーム大会参戦が濃厚になった。

 宙に躍動する大木のような藤田の右ひざが、うつ伏せになった永田の頭に容しゃなく振り下ろされる。1発、2発…鈍い音とともに破壊力が増していく。もだえるような挑戦者の動きは7発目で完全に止まった。殺りくショーを終えた藤田はゆっくりと両手を広げ、言葉を失った観客に勝利を誇示した。

 「永田はオレの本当の強さを知らない。そして怖さを教えてやる」

 5年前、プロ転向にあたって専属コーチを務めてもらった師匠でもある永田に小細工は必要なかった。アマレスのエリート同士の高度な攻防。再会の感慨、そしてお互いの成長を確かめ合うと一気にヒートアップした。いきなりニールキックを浴び、バックドロップホールドで2カウント。永田の怒とうのラッシュにも「PRIDE」で修羅場をくぐってきた男は最後まで冷静さを失うことはなかった。

 「オイ!新日本プロレス。ここに魂のあるヤツいるじゃねえか。新日本はまだまだ死んでいないっ!」。試合後の絶叫は育ててくれた永田への礼を意味していた。4・9大阪大会でのノートン戦で右ひざを負傷し、5・27「PRIDE―14」の高山戦では左大腿部を負傷。ひざはまだ分厚くテーピングされたままだが、けれんみなく永田にぶち込んでいった。成長を見守ってくれた兄貴分に最強となった自分を見せつけることが最高の恩返しだった。

 「できるなら誰か一緒にオレと戦ってほしい。内輪でやってる場合じゃない」。IWGP王者として新日本に本格侵攻するために新日本所属の選手に共闘を呼び掛けた。7・20札幌ドーム大会の出場も濃厚。「次の防衛戦?いつ、何時、誰の挑戦でも受けますよ。うん、新日本は死んでいない」。猪木イズムを追求する野獣革命がスタートした。 (スポニチ)

藤田は現在、総合格闘技では恐らくNO.1だろう。
果たしてガチンコファイトで勝てるレスラーはこの先
あらわれるのだろうか?

プロレスリングノア DVD 全日本プロレス DVD 新日本プロレス DVD 

ハッスル DVD
 WWE DVD

藤田和之 DVD 本

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送