ノア [旗揚げ1周年記念大会]

<第10試合>GHCヘビー級選手権試合
× 三沢光晴 (王者) 24分11秒  秋山 準 (挑戦者) ○
               片エビ固め          

 
 
NOAH1周年大会のメーンは、頂上決戦となった。挑戦者・秋山は花道に登場すると、入場ゲートに向かって敬礼のポーズで振り返る。その視線の先には新日本プロレスの永田の姿が。秋山とともにリングへ向かった永田はガッチリと握手を交わし、自ら、リングインする秋山のためにロープを押し上げて、秋山を送り出す。一方、王者・三沢のテーマが流れると、場内はこの日一番の大歓声が上がる。三沢は硬い表情のまま。リングサイドでは長期欠場中で、唯一、今大会に来場することを決めた小橋が見守る中、ゴング。序盤はエルボー合戦を制した三沢のペース。場外へエスケープした秋山にダイビングエルボーを放つなど積極的に攻めていく。グラウンドでも秋山が首四の字を見せれば、三沢はフェイスロックで反撃。場外戦で活路を見い出そうとする秋山は、エクスプロイダーを場外で仕掛け盛り返しリング上に戻るが、三沢に最上段からのタイガードライバーで切り返され、大きなダメージを負う。「20分経過」のアナウンスの後も、三沢は左右のエルボーから回転式エルボー、タイガードライバーなどの波状攻撃を繰り出していく。しかし、耐え抜いた秋山は、三沢がエルボーにくる一瞬の隙を突いてエクスプロイダー2連発。最後はリストクラッチ式のエクスプロイダーでがっちり体を固め、3カウント。初のシングルのベルトとなる2代目のGHC王者に輝いた。

ビデオ、DVD 三沢光晴 本 DVD

PRO-WRESTLING NOAH Accomplish Our First...



■コメント


秋山 他の人に勝って王座をとっても、最後に三沢さんが残っていると言われるんで、三沢さんに勝ちたかったです。この1回勝っただけで全部が三沢さんの上に立ったということは絶対ないですけど、三沢さんに勝ちたかったんで、良かったです。

――ナガタロックが出ましたが

秋山 どこかで出そうと狙っていたんですけど、出せて良かったです。永田選手がどういう感情を抱いてくれたか、わからないですけど。

永田 感激しました。力をもらいました。時代を動かそうという力で、こっちも刺激を受けてしまいました。

秋山 お互いに団体内での動きがありますけど、永田選手とはそれを超越したところでやりたいと思います。

永田 G1クライマックスで僕は爆発します。本当にすごいエネルギーをもらいました。ありがとうございました。

――今日は小橋選手が来ていましたが

秋山 あの人の目は永田選手とはまた別の意味でするどく自分を見ているので、自分を追い込んでいくために見て欲しいと思っていました。

――シングルのタイトルは初めてですが、タッグとは違いますか

秋山 やっぱりタッグだとパートナーの力が半分あるわけだから、シングルだとすべて自分の力ですからね。

――タイガードライバーを食らったときは

秋山 久しぶりにききましたね。でも今日は永田選手も来ていたし、小橋さんにも見てくださいと言っていたので、今日は最高のものを見せたいと思っていました。だからそう簡単には負けられなかったです。

――王者になって何かビジョンはありますか

秋山 行動しないやつの挑戦は受けません。自分で考えて行動して挑戦権をもぎとってもらわないと。会社が強引に決めてもやりません。(ベルトを指して)これがあるから違うでしょ、何もないときとは。


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小橋のコメント
 「皆さんお久しぶりです。いまはリハビリを頑張って、復帰に向かって頑張ってます。復帰するまで会場にくるのは、今日が最後にしようと思っています。今日はいまのNOAHをこの目にしっかりと焼き付けて帰りたいと思います。必ずリングに戻ってきます!!」



三沢のコメント

――タイトルを失う結果となったのですが、率直な感想をお願いします

 やっぱり試合だから……。

――試合を振り返っていかがですか

 ちょっと途中から首がきつかったですねえ。首が動かないとねえ。調子が。

――トップロープからタイガードライバーへの流れは試合前から考えていたことなんでしょうか

 チャンスがあれば出そうとおぼろげに考えていました。

――またやりがいができたとおっしゃってましたが、タイトルを失ったばかりですが、前向きですね

 そうですね、ワンクッション置いて。

――今日はリングサイドで永田選手が観戦していましたが、試合中永田選手が意識はありましたか

 目には入ったんだよねえ。意識はそんなにはなかったよ。

――今後、秋山選手が行って永田選手が来て新日本との絡みがでてくると思うんですけど

 いや、それは慎重にね。上がる選手はやる気になればね。やり方があるしね。そこんところにでしゃばるつもりはないし。

――負けたにもかかわらずとても前向きに見えるのは今日の試合に満足しているからでしょうか

 今日の試合って言うか、秋山にね、満足しています。大変なこと考えてるよ、秋山君はね。まあ、俺は課題ができたってことかな。自分が負けるのは嬉しいことではないでしょう。

――観衆1万6500人は興行的には満足していますか

 そうだね、今日は本当にお客さん入ってくれたからね。みんな今日はいい試合してくれたからね。お客が入ったことよりも、みんながいい試合してくれたことのほうが嬉しいよ。

――小橋選手とは何か話をされましたか

 挨拶に来たよ。小橋とは笑顔をかわせばわかるんですよ。小橋は復帰に向けて頑張るだけでしょう。

――「プロレスといえばノア」という風にしていきたいと試合前に話していましたが、今日の試合は内容的にそういう試合を見せられたと思いましたか

 うん。わりといいんじゃない。上を見ればきりがないけど。まあ、最初の武道館でそんな気負いもなくやってくれたんで。

――秋山選手は次の挑戦者は考えを持って行動を起こした人間でないとそのチャンスを与えない、もし会社が強引にマッチメイクをするならばボイコットすると言っていますが、秋山選手の意思を尊重しますか

 いいよな、チャンピオンは……。ベルト持ってる奴が決めるんだから。ただ、ベルトを持ってるやつは断れないんだな、そこら辺をわからないと。ボイコットしたら秋山を応援してくれるファンに申し訳ないだろう。(スポナビ)

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