三沢が初代GHCヘビー戴冠
 ノア有明大会(15日、有明コロシアム)のGHCヘビー級トーナメント決勝戦で、三沢光晴(38)がフリー・高山善廣(34)を下し、初代GHCヘビー級王者に就いた。あごに高山の蹴りを食らって大流血したが、秘技のエメラルド・フロウジョンでフィニッシュ。昨年8月に旗揚げした新団体の社長は、レスラーとしても、ノアのトップに君臨した。

   
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 高角度原爆固め2連発を食らった後、三沢のあごに前蹴りが入った。15分過ぎ。立ち上がった首の周辺は、おどろおどろしい血で染まった。

 20分あたりには、お株を奪われる猛虎原爆固め。だが、フォールは許さず、左右のエルボーバットで突破口。最後はエメラルド・フロウジョン。今シリーズ2発目の秘技で粘る巨漢を沈めた。

 「きつかった…。何度も意識を失いかけたが、歯をくいしばったよ」

 あごの下にはザックリと深い傷が刻まれ、試合後は病院に直行した。

 ノア旗揚げから「この8カ月で何年分かの経験をした」。社長業に追われ、レスラーとしては精彩を欠いた。4・4岡山の小川戦ではリング内外で12発もバックドロップを浴びた。決勝進出をかけた4・11広島の秋山戦は、延長戦で辛勝。

 この日は大流血したが「まだまだいける」とトップレスラーの意地で金色のベルトを腰に巻いた。初代王者は「次に負けたら意味がない」と長期政権を目指す。6月でデビュー満20年。幾多の修羅場をくぐりぬけてきた肉体が、新緑のようなマットに映えた。

★高山はいよいよPRIDEへ

 前半、ペースをつかみながら敗れた高山。いくら攻めても立ち上がってくる三沢に「本当にタフ。もう終わりかと思ってもノビないもんね。精神的にキツい」と舌を巻いた。今回はフリーとして参戦。「どこのリングでもメーンを張れるのが目標だけど、ありがたいことにノアで課題がいっぱいできた」。総合格闘技系へ乗り出す考えで、「あした(16日)にでもPRIDE側と話し合いを始めます」と、意欲を示した。(SANSUPO)
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