新日本プロレス[INDICATE OF NEXT]

<メーンイベント CROSS GENERATIONS〜プロレス愛〜 60分1本>

○永田裕志 秋山 準 28分4秒  武藤敬司 馳 浩×
              バックドロップホールド

 メーンではドリームマッチが実現。NOAH王者の秋山とG1覇者の永田が越境タッグを結成。全日本三冠王者の武藤と衆議院議員レスラー馳のBATT組と対峙する。秋山がNOAH大会で武藤の得意技シャイニングウィザードを披露するなど試合のモチベーションは高まっている。新日、全日、NOAH3団体の今後の展開にもつながってくるビッグマッチだ。

 歴史的一戦の幕開けは初対決となる武藤と秋山の顔合わせから。序盤はグラウンドの攻防を中心に、中盤から張り手や蹴り、エルボーなどの打撃技の応酬となる。馳が永田をジャイアントスイングやジャーマンスープレックスで、武藤が秋山を四の字固めやムーンサルトプレスといった得意技で追い詰めるが、秋山もエクスプロイダーで反撃。そこから永田とのコンビネーションが噛み合いはじめ、ナガタロックUとフロントネックロックを同時に繰り出すなどの攻撃でペースを手繰り寄せる。最後はバックドロップホールドの連発で永田が馳をピンフォール。試合後、永田はマイクをつかんで秋山とのタッグを継続させていくことと、将来の一騎打ちをアピールした。


■コメント


■永田試合後のマイク
 秋山! これからもこのタッグを続けるぞ! そしていつか戦うぞ!

■会見場でのコメント

――秋山との初タッグについて

永田 まずは本当に実現できたということが嬉しいのと、ホッとしたという気持ちですね。

――新日本マットの感触は

秋山 雰囲気が良かったですね。やりやすかったですよ。

――セルリアンブルーのマットの色はどのように感じたか

秋山 全日本と一緒だなって(笑)。

――武藤と馳について

秋山 老獪というか、やっぱり上手いですよね。「見せる」っていう部分だけであれば武藤さんは日本で一番の選手だと思う。

永田 若手の頃に、よく怒られましたことを思い出しました。思いっきり張ってやったので少しは後ずさりするかと思ったが、ぜんぜん下がらなかったんだから元気ですよね。国会議員でありながら、やはりプロレスラーだなと思いました。

――今日、戦い終えて、ノアの三沢社長に何か一言

秋山 これは僕がいま思ってるだけのことなんですけど、三沢さんと武藤さんの試合も見てみたいですって言ってみます。

――今日の試合を採点するとしたら

永田 老獪な二人を前にして僕らもまだまだ青い部分が見えたんで、どんどん熟していきたいと思います。

秋山 僕が何か喋るとまた波風がたちそうなんですが(笑)、永田選手とのラインだけは大事にしていきたいと思います。僕がこうして話題の中心にいれるのも、永田選手とZERO−ONEで試合をしたときからですから。

永田 僕もこのタッグは続けていきたいです。そして、いずれは戦いたいです。これが本音です。

――ノアのビッグマッチが12月9日に有明コロシアムで行われるが、そこに出陣する予定は

永田 12月? 受け入れ態勢を秋山選手に整えておいてもらいたいです(笑)。トビラは開いたんじゃないですか。僕らの情熱とかエネルギーで。 (スポニチ)
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