Ｇ１ ＣＬＩＭＡＸ［決勝］
プロレス ＤＶＤ 通販・販売
武藤敬司 本 ＤＶＤ
＜第７試合 Ｇ１ ＣＬＩＭＡＸ 決勝戦＞
○ 永田裕志 ２２分０３秒 武藤敬司 ×
ナガタロック２
グレートムタ 本 ＤＶＤ
いよいよＧ１クライマックスのファイナル。永田のセコンドには中西と吉江の姿が。序盤はグラウンドの展開。バックの取り合いから、両者間を取ると、永田は自らを鼓舞するように両手を叩いて気合を入れる。武藤が不用意に正面タックルにきたところを、ＮＯＡＨ秋山の得意技のフトントネックロックで絞め上げる。武藤は場外へエスケープ。リングインした武藤はソバットからフラッシングエルボー。互いにペースの奪いあいとなる。
永田をコーナーに押し込んだ武藤は側転エルボー。しかし、永田はそれをがっちりと受けとめるとナガタロック２を極める。場内から両者の大コール。逃れた武藤に永田は強烈なローキックを連打。しかし武藤もドラゴンスクリューで切り返す。続けて、低空ドロップキックを炸裂。マットに這いつくばる永田をとらえると、伝家の宝刀、足四の字固めで絞り上げる。勝利へのフルコースを仕掛ける武藤は、再三の足四の字固めに入るが、永田は下からキックで応戦。ヒザ十字を極める。武藤コールが沸き起こる。しのいだ武藤はフランケンを決めるが、永田はこれを反転させ、再びヒザ攻めのナガタロック。
何とかロープに逃れた武藤。一気に試合を決めようと永田が、コーナーにもたれかかる武藤にフライングニールキックを仕掛けるが、空振り。これを機に武藤は、永田をトップロープに上げ雪崩式フランケンシュタイナー、マウンテンボディープレス、腕ひしぎ逆十字固めと仕留めにかかるがどれもぎりぎりではね返される。武藤はコーナー際の永田に向けて最後の決め技、串刺しシャイニングウィザードを出すが永田は間一髪でよけ、ロープに絡まった武藤を投げっぱなしジャーマンスープレックス、そして盟友ＮＯＡＨ秋山の必殺技、エクスプロイダーを連発で繰り出す。しかし、エクスプロイダーを受けた武藤はすぐに起き上がりニールキックで反撃。両者フラフラになりながらも武藤が、後ろ回転蹴りを浴びせ、ダウンした永田にシャイニングウィザードで飛び掛るも、これを両手で叩き落した永田が、一瞬の隙を突いて渾身のナガタロック２。耐えた武藤だったが、永田が粘り強く絞め上げるとギブアップ。永田がＧ１初優勝を決めた。
■コメント
■永田 リング上での勝利者インタビュー
――２１世紀最初の王者。永田選手おめでとうございます
ありがとうございます。やっと天下がとれました。
――苦しみぬいて、プレッシャーの中での優勝
とにかくうれしいです。結果を出せて。これで勝てなきゃダメだと思ってたし……。
――準決勝で「Ｍｒ．Ｇ１」(蝶野)を破り、そして三冠王者を撃破
とても強い相手ばかりで、このＧ１でやっと勝つことができました。ありがとうございます。
――これで世代交代ですね
その第一歩だと思います。
――エクスプロイダーも出ました。優勝を誓ったライバルもいますね
まだまだやることがあります。秋山選手と、そしてＩＷＧＰ王者藤田からのベルトの奪還です（場内大歓声）。まだまだ永田裕志は上昇気流にのって、天高く登っていきます！ これからもよろしくお願いします。
■永田 試合後の記者会見
「(リング上で目頭を抑えていたのは)シングルの頂点を極めるのは初めてなので感動している。本命視されたことで開幕前はプレッシャーはすごかったが、今振り返ってみると逆にそれが良かったかも。（武藤に対して）真っ向勝負で勝ててよかった。あれ（シャイニング・ウィザード）を食らわないようにしてたが、あんな形でくるとは思わなかった。（腕極め式エクスプローダーを出したが）道場では練習していた。一瞬のひらめきで出せたのは、秋山選手のおかげ。武藤は隙がなく、一言で言うと天才。世代交代についてはあくまでもまだまだ第一歩。秋山と藤田との対決は見えてきた。ＧＨＣ王者である秋山と自分がＧ１の王者になったことで、（対等になったという意味で）対決すれば夢の対決であり、タッグを組めばドリームチームであると胸を張って言える。ＩＷＧＰのベルトももう１回取りにいく。藤田も一段と強くなって帰ってくるだろうけれど俺もまだまだ強くなる」
■武藤 コメント
「永田の技術と体力、精神力が上だった。でもまだ終りじゃない。これでまた永田がおいしくなったから、今度はこっちからいくよ。Ｇ１を通して、やっぱり楽しかった。天山、小島、安田、ライガー、西村、蝶野……いろんなメンバーとやれてプロレスラー冥利に尽きる。しんどいけど現役でやっていく以上、Ｇ１に勝ちにいくよ。この７連戦の試合をこなせたのは自信になった。これからの武藤敬司はまだまだ怖い存在だよ」
(スポナビ）
