佐々木VS川田

息苦しさを感じるような6万4000人の歓声の中でゴングが鳴った。川田はじりじりとリング中央に詰め寄ると、突然屈伸運動。その直後に打撃戦が幕を開けた。5分すぎにはローキックから張り手、逆水平を打ち合うが2人とも倒れない。10分すぎからは川田がストレッチプラム、健介がサソリ固めを繰り出したがお互いにギブアップの言葉をのみ込んだ。15分すぎには5発ずつをたたき込むラリアット合戦で肉体を削り合った。そして、川田が試合後に右足を引きずるほど力を込めた右ハイキックで頂上決戦は決着した。

◆川田利明―佐々木健介 対戦成績◆
年月日 川田 試合時間 佐々木 会場
87・
1・30
○川田利明
 佐藤昭雄
7分31秒
原爆固め
佐々木健介●
保永 昇男
花巻市民
体育館
87・
1・31
 川田利明
○大熊元司
8分6秒体固め
(ヘッドバット)
佐々木健介●
栗栖 正伸
八戸市
体育館
87・
2・3
○川田利明
 マイティ井上
9分29秒
原爆固め
佐々木健介●
寺西 勇
夕張市
総合体育館
87・
3・4
○川田利明 9分6秒体固め
(ミサイルキック)
佐々木健介● 倉形
スポーツ会館
87・
3・10
○川田利明 8分41秒体固め
(ミサイルキック)
佐々木健介● 郡山市
総合体育館
00・
10・9
○川田利明 19分38秒体固め
(ハイキック)
佐々木健介● 東京ドーム
01・
1・4
●川田利明 10分30秒体固め
(ノーザンライトボム)
佐々木健介○ 東京ドーム
01・
1・28
○川田利明
佐々木健介
23分48秒エビ固め
(パワーボム)
天龍源一郎
 馳浩●   
東京ドーム
※カッコ内はフォール直前の技

◆川田利明(かわだ・としあき)1963年(昭和38年)12月8日、栃木県生まれ。足利工大付高時代はアマレスで国体優勝。卒業後に全日本プロレスへ入門し、82年10月4日、千葉・大原町消防署前グラウンド特設リングでの冬木弘道(40)戦でデビュー。85年から1年1カ月の米、カナダ武者修行を経て87年には天龍同盟入りし、88年にはアジアタッグ王座を奪取。天龍同盟解散後は三沢光晴(38)らと超世代軍を結成し、91年(平成3年)に世界タッグ王座獲得。92年に三沢と決別し、94年に3冠初奪取。94、97年にはチャンピオンカーニバルも制した。183センチ、110キロ。得意技はハイキック、パワーボム。

試合収録DVD
新日本VS全日本

川田と健介の小細工なしの真っ向勝負、馬乗りパンチなどお互いの意地と団体の威信をかけた戦い。これぞプロレス。

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